2013年03月10日
若尾文子
前に『しとやかな獣』という40年前の映画を見たんだが、そこに出てくる若尾文子を見ると、「色気」って何なんだろうと思った。露出が極めて少ない和服を身につけているだけなのに香り立つエロさというのがハンパ無いのである。なぜ同じ時代に生きていなかったのか口惜しくなったくらいだ。陰毛おっぴろげがまかり通るようになった現代において、顔以外の肌を晒さず何とも言えぬ劣情を掻き立てられるというのはかなり高度なことではないか。これを前にしたら壇蜜なんて子供以下である。
和服というところにまだまだ若造の私には計り知れない魔力でも潜んでいるのか。いや、そうなるとフジカラーCMお正月バージョンの樹木希林はどう説明がつくのか。それほど高くもなく、かといってハスキーでもないあの声質か。いや、声紋研究の権威・鈴木先生でもわからないだろう。男が落ちやすい声質があるかもしれないが。
Posted by イリー・K at 21:12│Comments(0)
│【わ】