てぃーだブログ › 他人の顔 › 2012年03月

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Posted by TI-DA at

2012年03月10日

サザンスターの男




数ある沖縄のローカルCMにあって、そのしょっぱさは他の追随を許さないと一部では評判の「オリオンサザンスター」のCM。

地元のローカルタレント(歌手や芸人、郷土劇俳優など)を起用して、持ち芸などを披露しながら(なかには芸なしパターンもあり。インタビュー形式とか)商品をアピールするのがローカルCMの最も無難な形であろう。「オリオンサザンスター」も歌手がタイアップ絡みではあるが持ち歌を披露している。ところがいつもそこにひとりの男が紛れ込んでくる。歌手が歌っている傍らで商品アピールを謳い上げるその男はパッケージカラーである青を基調としながらも、「夜もヒッパレ」の赤坂を彷彿とさせる出で立ちからDJのようである。もうこれがしょっぱい。新作にお目にかかる度、「出てきませんように」と念じるが必ず出てくる。ナレーションに徹すればいいものをなぜ画面にしゃしゃり出てくるのか。歌手は安良城紅から交代になっても男は続投で相変わらずなテンションで現在に至っている。

これまでは片や歌手が歌い、片やDJがまくしたてるCMのスタイルは一貫しており、お互いに絡むことは無かった。しかし、現在オンエアされているものでは遂に2人は相対するようになる。

DJブース風のセットで向かい合って座る2人。「ターコイズブルー、ロイヤルブルー、マリンブルー、どれが好き?」と聞くDJに「ミスティブルー、アクアブルー、・・・サザンブルー!」と歌手。答えになってない答えになぜかDJが納得してのこの一言「だよね!」そして2人はサザンスターで乾杯。

こうなる前に毎回私はリモコンに手を伸ばしたくなるのだ。しょっぱい要員であるDJに歌手が絡んだことによって、お互いが混ざり合うように何もかもがしょっぱくなってしまった。今後の展開で、そのしょっぱさは濃さを増していくのであろうか。

ちなみにこのDJの名は光邦(みつくに)。出身は沖縄ではなく東京なのだそうですので、今日は皆さん覚えて帰るように。  

Posted by イリー・K at 01:59Comments(0)【さ】