てぃーだブログ › 他人の顔

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Posted by TI-DA at

2015年11月15日

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Posted by イリー・K at 14:35Comments(0)

2014年12月29日

イリー・K



 何だか自分の顔を描くなんて小っ恥ずかしい。芸能人でもない人間が自画像を描いたり、自分で顔を撮ったり(いわゆる自撮りというやつ)してブログなどで貼付けることはナルシストの行為と受け取られがちだが、少なくとも私の場合はそうではない。私も過去何度か自画像を描いているが「自己陶酔」などとは全く逆でまともに鏡を見ることも出来ないくらい嫌いである。だから描くときは何かしらイジくるのが常である。ボン桜板と名乗っていた頃はかけたことも無いレイバンのサングラスに着たことも無い紫のタキシードを身につけていたし、最近でもサングラスかけてシブい顔してキメているのかと思いきや鼻にティッシュを突っ込んでみたり、自撮りにしたってまぶたに目を描いたりした。まぁ要するにこんな己の姿を笑い者にしようと自嘲的な意味でやってきたわけだ。そんな私がこのブログを通じていろんな顔を描いて来て心境の変化があったのかはわからないが、初めて素の顔を描いてみた。顎に手なんかあてちゃって。やっぱりヤな顔だなぁ。こうして自分のことをあーだこーだ書いてること自体、一種のナルシシズムでしょうけどね。

 うすうす感づいている方がいらっしゃるでしょうが、そうです。今回で最終回なんです。有象無象100人の顔を描くことを目標にして始めたのが4年前。毎日更新のハイペースから2ヶ月目を境に一気に下がり1年のブランクに突入し、なんのかんのを経て気がつけば100人を超えておりました(1記事に複数名扱ったこともあるので)。思い出すのはモデル本人に見られたことでしょうか。「はなまるマーケット」の生コマーシャルの人と糸数美樹。お二人とも未だにご活躍されてます。あとは記事別では圧倒的閲覧数を誇るオバQおばさん。ネタにしている方っていらっしゃらないんでしょうか。別に正解も何も書いてない記事にたどり着く方がよくいらっしゃいます。ここに乗せたイラストを無断で他サイトに載っているのも数点見かけたこともありますし。一言声をかけて欲しかったなぁ。これぐらいしか感慨がない当ブログにお付き合いしていただいた皆様には深く感謝をしつつ、今回を持ちましてお開きといたします。ありがとうございました。それではまたどこかで。  

Posted by イリー・K at 14:18Comments(0)【い】

2014年12月26日

前川恵



 52%という史上最低の投票率となった衆院選であったが、そこで若人に問いたい。もしや投票を棄権するのはカッコいいことだと思ってやしないか?アウトロー気取りなのかは知らないが、国に縛られること無く雑草を食ってでも生きてやるという気概でやってるのならいいだろう。しかし、しかしである。投票しないことがカッコいいというそのポリシーが、こういうカッコ悪い議員を生む一助になることを忘れてはならない。

 新人議員にしてはあまりにもヒドすぎると話題のこの人物。ネットで得た情報なので詳細はわからないが、当選した議員たちが国会に初登院する模様を伝える某ニュース番組にてマイクを向けられた氏は最初はぼんやりした回答で応じたものの早くもメッキが剥がれ「わかんなーい」を連呼し、言葉に窮すると「ノーコメント」と押し通した挙げ句、自民党議員のくせに「自民党の方針ってどうでしたっけ?」と聞き返す始末。この放送後、早速ネットの餌食になったというわけだ。専門知識が乏しい現職議員としてはモンスター級といっていいだろう。

 もはや常套句にすらなっている投票棄権の理由「誰に入れても結果は同じ」の「誰」にまさかこんなモンスターは含まれていないだろう。出来レースと言われながらも結局は半数近くが投票所に足を運ばなかった今回の選挙。その害悪とはまた違ったツケがこうして廻って来たのだ。投票しないことはどういうことなのかちゃんと考えるべきだ。  

Posted by イリー・K at 05:33Comments(0)【ま】

2014年12月24日

エディ・マーフィー



 年末ですなぁ。師走の忙しさにかまけて公休日(天皇誕生日)があることに気づくのが遅いのは例年通りである。で、迎えた今日何をしようか考えているうちにCSで『ビバリーヒルズ・コップ』を見てしまった。全シリーズとも。何たるもったいなさ感。まぁいいではないか。一生に一度、一日の大半の時間をエディ・マーフィーに捧げる日があっても。

 しっかし久々に見たなぁ。劇場で観た『ドリームガールズ』以来か。いや、3、4年前に確認のために見た『星の王子ニューヨークへ行く』だったな。80年代アクション映画ってよく敵に取り囲まれたりとか危機的状況でも冗談を言い合えるような軽い一面があるがコメディアン出身の彼も貢献していると思うんだがどうだろうか。後世に記録を残すならばシュワやスライという名とともに並べてほしい。しかし今度製作されるらしい続編はナシだ。息子が出て来るらしいじゃない。これじゃあジョン・マクレーンの二の舞になるぞ。  

Posted by イリー・K at 09:14Comments(0)【え】

2014年12月17日

吉幾三



 J-POPはおろかジャズやクラシック、偏った趣味も無く本当に音楽を聴かない僕だけど、何気に凄いのは吉幾三である。動画サイトに溢れる有名曲と「俺ら東京さ行ぐだ」のリミックス動画。間の手ひとつで一気に幾三色に染まる破壊力。「あっ、そーれっ!」「あっ、ヨイショっ!」「そうしまっしょったら、そうしましょっ!」「ハっ!」など一声聴いただけで日本人のDNAが「幾三だ」と反応してしまう。

 ダジャレの芸名にどでかいグラデーションサングラスというあやしい出で立ちで我々の前に現れた幾三。数々の歌番組で間の手を入れまくり、いつのまにか観る者の意識に刷り込まれてしまう。ふざけた歌手かと思えば「雪国」や「酒よ」などしっとりした歌も持っている。音楽会きっての侮れない男、それが幾三だ。  

Posted by イリー・K at 09:17Comments(0)【よ】

2014年12月14日

国場幸之助



 衆院選挙雑感。

 1票でも多くの票田を獲得せんと、各候補者は奔走したかと思うが、関心がある方ではないノンポリの私には掲げる公約や政策云々とほぼ同等にこのときの選挙活動の振る舞い方が投票するかどうかのポイントになったりする。

 パトカーや救急車のサイレン、米軍戦闘機やオスプレイなどさまざまな騒音が常のおもろまちに、けたたましい音楽とウグイス嬢の声をまき散らす街宣車がこの2週間幾度も無く往来した。仕事に従事する人々や買い物客でごったがえす密集地にこれみよがしにやってきては声を張り上げる。他にも廻るところはあるだろうに。人が大勢いるところを重点的に廻っているとしたらそれは田舎者のすることだ。何遍同じ名前を耳にしたことか。私にとっていちばん多かったのがこの候補者である。

 街頭演説もしていた。大音量で。街の隅々まで有権者への訴えを届けたい一心でのあの大音量だろうが、反響していて何を言ってるのかさっぱりわからない。ただの公害レベルの騒音である。車での出勤途中、運悪く選挙カーがうしろからくっついて来たこともあった。カーラジオが全然聞こえない。選挙ポスターもそう。他候補も似たり寄ったりだが、びっくりしたのは昨夜国際通りを歩いていたら、旧国映館跡地に立つ空き看板にベタベタと貼られていた。あれはいいのか?国映館があった場所だから国場組絡みで許されているのか、よくわからんが。まぁこれらの選挙活動の結果が出る今夜が楽しみだ。
   

Posted by イリー・K at 18:25Comments(2)【こ】

2014年12月10日

菅原文太



 しかしまぁ、こうも訃報が続くもんかね。一報が日本中を駆け巡って一週間が経ったいまも、完全に喪失感から抜け出せないでいる。

 これも虫の知らせというわけではないが夏頃から『トラック野郎』シリーズを見始めたばかりである。菅原文太演じる星桃次郎と相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)。貨物運搬で生計を立てる二人が全国津々浦々を愛車のトラックで駆け巡る東映の看板シリーズ。全10作中5作目の折り返しまで来たところでこの訃報に接したときは毎度毎度のエンディングで別れの言葉を告げずにトラックで去って行く桃次郎の後ろ姿を見送るヒロインさながらの心境であった。

 これは高校時代の歴史を教えていた先生の言葉だが、日本人は昔から「お約束」を好む民族だという。それがよく表れていたのが長年続いた「水戸黄門」や「遠山の金さん」などの時代劇。最後の“印籠”や“桜吹雪”は「よっ、待ってました!」の瞬間である。『トラック野郎』もお約束の連続である。冒頭で便意を催してトイレに駆け込んだりする無様な状況でのヒロイン初対面、中盤でのライバルとの食堂での乱闘、終盤でのヒロインを意中の相手の元へのトラック爆走。日本人の「よっ、待ってました」をうまいこと刺激できたのが10作も続いた秘訣か。

 『トラック野郎』シリーズが終了して30年余り、「水戸黄門」も「遠山の金さん」もいつのまにか消えて日本人が「よっ、待ってました!」と言わなくなってしまったんだろうか。桃次郎の逝去は日本人にとってあるひとつの節目のような気がする。
  

Posted by イリー・K at 22:19Comments(0)【す】

2014年11月24日

「映画泥棒」の新キャラクター


 もう彼がスクリーンに登場して何年になるのだろう。多数の観客の心を逆なですることでおなじみの通称カメラ男である。「逆なで」とは書いたが私は幾分かは仏の心で彼を見守ってはいた。お忘れの方が多いと思うが彼が登場する前、当時無名だった谷村美月が黒い涙を流し水面に落ちて出来た波紋がドクロに変わる昔の政府公報も真っ青なCMに比べりゃあ親しみがあっていいではないかと。しかし最近の新しいバージョンにはちょっと鼻持ちならない。あれはいかがなものか。

 まぁパトランプ男までは許そう。盗撮を摘発する側として必要不可欠だしシンボルとして登場するのは何ら不思議は無い。しかし今度のは何だポップコーン男とジュース男って。そんなにキャラクター増やす必要があるのかね。

 長年やってきて効果が上がっているのかはひとまず置いといて、何作か更新されてきたこのNoMore映画泥棒キャンペーンのCMを観て思うのは進歩の無さと作り替えるにしても用いられるのは驚くほどの安易さである。毎回ナレーション原稿は同じだし。同じなら作り替える必要はないではないか。一度作ったものを変えずに流し続けても観客の意識に刷り込まれれば啓発が成就されることもあるだろうし。

 なぜにこうも安易なのか。流すのは本編前というタイミング、耳目を塞がない限り観客は「観ない」という選択肢が存在しない。映画館を除けば街中の看板や雑誌媒体、テレビやラジオなどは、見る(聞く)かどうか消費者(観客)の自由だし、その中でいかに見させる(興味を引かせる)かさらに購買意欲につなげる成果を生むかで工夫を問われる広告業とは真逆の状態である。「みんなが観ている」ことが前提であるからしてあのような安易なキャラクターを生んでしまうのである。あのCM、見させることは不可避で成立しているが盗撮防止という成果を生んでいるかはわからない。ちなみに公式情報によればポップコーン君は感情が高ぶるとポップコーンが飛び出し、ジュース君は怒るとストローが回るんだって。ふ〜ん。


  

Posted by イリー・K at 22:45Comments(0)【え】

2014年11月21日

高倉健


 スターでもいつかは世を去るときが来るのです。

 今年の始めに宇津井健の訃報に接した時、真っ先に頭をよぎったのは学年は違うが同い年のもう一人の健さんはいつになるのかという縁起でもないことだった。それが結果的にこうなってしまったのは虫の知らせと呼ぶべきか。

 「立てなくなったら俳優業は終わり」とインタビューで語っていた健さん。語弊を恐れずに言うと、このポリシーを持ち続けた健さんからすれば、この世の去り方はあまりにも鮮やかだったのではないか。これといったスキャンダルも無く、公にはしなかったかもしれないが、それほど大病も患わずに私たちの目耳に触れるのはいつもの健さんだった。だからこれからも虚飾にまみれることもなければ、顔色がやつれることもないしゃんとした姿で心の中で生き続ける。ちょっとズルいんじゃないかと言ってしまいたくなるようなスターの鏡である。合掌。  

Posted by イリー・K at 02:16Comments(0)【た】

2014年11月17日

喜納昌吉



 翁長前那覇市長の当選で幕を閉じた沖縄県知事選挙。得票数から見ると現職の仲井眞があとを追い、下地はそれほど相手にはされていない形となった。残るひとりの候補者喜納昌吉。まさしく「泡沫候補」の行く道をひた走っていたな。

 ゴリゴリのノンポリ人間の感想なのでひとつご勘弁願いたいが、この人は頭ひとつ抜け出ているなぁという感じがあった。知事にふさわしいかとか政治家としての優劣のことを言っているのではなく、政策といい行動といい、やっぱり出身畑が違うせいかどこか変わっていた。政策に関してもところどころに「何言ってるんだろう」と首を傾げてしまう。生産の現場を知らない机上論的な経営を押し進める頭でっかちな社長みたいなことを言っている。遊説にしたって各地を回り地元民に握手を求める他候補とはちがいサバニに乗ってたからなぁ。そして行く先々で持ち歌を披露する。歌う県知事候補。こう言うと県政を何だと思ってるんだとお叱りを受けそうだが、結構楽しませてもらった。

 今回の県知事選では今後激変するかもしれない情勢の重要な転換点と後に記憶されるかもしれないが、私にとってはもうひとつ4候補のなかで意外に背が小さいこと(新聞記事よりゲット)も記憶に残る選挙となった。昌吉にはまた沖縄が誇るアーティストとして戻ってほしいと願うだけだ。おつかれさまでした。  

Posted by イリー・K at 09:18Comments(0)【き】