2014年11月17日
喜納昌吉
翁長前那覇市長の当選で幕を閉じた沖縄県知事選挙。得票数から見ると現職の仲井眞があとを追い、下地はそれほど相手にはされていない形となった。残るひとりの候補者喜納昌吉。まさしく「泡沫候補」の行く道をひた走っていたな。
ゴリゴリのノンポリ人間の感想なのでひとつご勘弁願いたいが、この人は頭ひとつ抜け出ているなぁという感じがあった。知事にふさわしいかとか政治家としての優劣のことを言っているのではなく、政策といい行動といい、やっぱり出身畑が違うせいかどこか変わっていた。政策に関してもところどころに「何言ってるんだろう」と首を傾げてしまう。生産の現場を知らない机上論的な経営を押し進める頭でっかちな社長みたいなことを言っている。遊説にしたって各地を回り地元民に握手を求める他候補とはちがいサバニに乗ってたからなぁ。そして行く先々で持ち歌を披露する。歌う県知事候補。こう言うと県政を何だと思ってるんだとお叱りを受けそうだが、結構楽しませてもらった。
今回の県知事選では今後激変するかもしれない情勢の重要な転換点と後に記憶されるかもしれないが、私にとってはもうひとつ4候補のなかで意外に背が小さいこと(新聞記事よりゲット)も記憶に残る選挙となった。昌吉にはまた沖縄が誇るアーティストとして戻ってほしいと願うだけだ。おつかれさまでした。
Posted by イリー・K at 09:18│Comments(0)
│【き】