2014年01月28日
林寛子
日曜日の新聞のラテ欄を見る度、どうしても素通りできなくて一瞬考えてしまうが、「林寛子のアイドルステーション!」なるラジオ番組が制作・放送されているのはどういうことなのか。この世にはびこるありとあらゆる“怪”のひとつである。もちろん聴いたことが無い私が想像するに、AKBの超有名どころから、まだ駆け出しの秋葉原あたりを活動拠点にしている子までさまざまなアイドル情報を林がナビゲートする内容か、もしくは自身がアイドルであったころの思い出や同期のアイドルなどを懐古する内容のどちらかであろう。前者だとナビゲートするに長けた人材なんて他に山ほどいるから考えにくい。となると考えたくはないがおそらく後者であろうと思われる。そんなに話すことなんてあるんだろうか。1クール(3ヶ月)どころか、3回続くかも疑わしい。松本伊代や早見優あたりなら成立しうるが、なぜに林寛子なのか。記憶に残るヒット曲ってあるのか。私は知らない。だって物心ついた時にはクロパン夫人になっていたから。
縁戚である故、義理の父(黒澤明)の威光に預かっていた部分もあって、芸能界で漫然と振る舞っていたのが数年前に離婚。後ろ盾を失って原点回帰ということか。大して何も築けなかったところに戻ったって何もありゃしないのに。しかも驚くべきことにこの番組はFMである。TOKYO FMでもbayFMでも無いだろう。どこの局なんだろうか。いま、日本中で流れているラジオ、いやテレビも含めて電波で流れているすべての中で最も奇怪な番組である。海賊放送かもしれない。
Posted by イリー・K at 14:25│Comments(0)
│【は】