2014年12月26日
前川恵

52%という史上最低の投票率となった衆院選であったが、そこで若人に問いたい。もしや投票を棄権するのはカッコいいことだと思ってやしないか?アウトロー気取りなのかは知らないが、国に縛られること無く雑草を食ってでも生きてやるという気概でやってるのならいいだろう。しかし、しかしである。投票しないことがカッコいいというそのポリシーが、こういうカッコ悪い議員を生む一助になることを忘れてはならない。
新人議員にしてはあまりにもヒドすぎると話題のこの人物。ネットで得た情報なので詳細はわからないが、当選した議員たちが国会に初登院する模様を伝える某ニュース番組にてマイクを向けられた氏は最初はぼんやりした回答で応じたものの早くもメッキが剥がれ「わかんなーい」を連呼し、言葉に窮すると「ノーコメント」と押し通した挙げ句、自民党議員のくせに「自民党の方針ってどうでしたっけ?」と聞き返す始末。この放送後、早速ネットの餌食になったというわけだ。専門知識が乏しい現職議員としてはモンスター級といっていいだろう。
もはや常套句にすらなっている投票棄権の理由「誰に入れても結果は同じ」の「誰」にまさかこんなモンスターは含まれていないだろう。出来レースと言われながらも結局は半数近くが投票所に足を運ばなかった今回の選挙。その害悪とはまた違ったツケがこうして廻って来たのだ。投票しないことはどういうことなのかちゃんと考えるべきだ。
Posted by イリー・K at 05:33│Comments(0)
│【ま】