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Posted by TI-DA at

2014年07月21日

長渕剛



 この4月に始まった「ワンダフルライフ」という番組は、様々な分野で活躍している人をゲストに招き、密着VTRを織り交ぜながら、番組ホストを務めるリリー・フランキーとスタジオでトークを繰り広げるといった番組である。しかし、番組構成は違うが同じ日曜日にやっている「情熱大陸」と人選が似ている印象があって「情熱大陸」共々見ていない番組だったんだが、この日のゲストは長渕剛であった。これは見ない方がおかしい。絶対面白いに決まってる。で、見てみたらやっぱり面白かった。

 まず、密着VTRの「ライブステージに上がる前に必ず2時間筋トレ」でハートを掴まれ、スタジオトークでは「何も無いガキだった俺がギターを手にした時、すべてを手に入れられると思った」という長渕語録を頂戴し大満足の1時間であった。断っておくが私は長渕の熱心なファンではない。もちろん数々の名曲を持ったシンガーであることは間違いない。しかし、私は「人間・長渕剛」としてこの番組を見ていたのである。番組でも示していたこの人のストイックさが私にはもうたまらない。
 
 何かひとつのものに打ち込むことは素晴らしいことである。何にもせずぼぅっと生きているよりは何かを見つけて取り組めば自分の存在意義を見出せるという何と前向きなことか。しかしそれが真剣であるほど私には可笑しく見えてしまう。そんな見方をしちゃいけないことは承知の上でである。だから表ではニヤついたりはしないが、腹のなかでは「なんでこんなに真剣なんだろうなこの人は」という邪念が常にある。そこに自己陶酔に行っちゃってるとなるとそれはもう絶大だ。その最たる人物である長渕がテレビに映ろうものならチャンネルを合わせざるを得ないのである。当の本人から見ればそれは長渕キックのひとつでも食らわれるだろうが、それでも見守っていきたい人物である。

  

Posted by イリー・K at 18:28Comments(0)【な】

2013年10月28日

なかみつせいじ


 まず「誰?」と思われた方に説明するとピンク映画俳優である。正式にそんな職種があるのかは疑わしいがAV女優のように専門メーカーに所属しているわけでもなく、劇団などに所属しているれっきとした俳優がほとんどだろう。しかし、一般映画やテレビなどではみかけない顔を頻繁に見かける。どうもピンク映画とそれ以外では大きな隔たりがあるかのようだ。
 そんなピンク映画界隈の”住人”は老年の魅力を放つ牧村耕次(ちょっと宇野重吉似)や好青年役が多い岡田智宏(ちょっとミスチル桜井似)などがいるが、そんな面子を押しのけてかなり遭遇率が高いのがなかみつせいじである。もう押しも押されぬバイプレイヤーと呼んで差し支えないだろう。あんまり出過ぎているので3本立てのうち一本でも出ていなかったら妙に安心できない自分がいる。

 なかみつせいじを一般映画やテレビの”住人”でいえば誰だろうと考えてみた。ほんのり薄い頭髪と顔の形から必然的に平泉成を思い浮かべたんだが、イラストのモデル画像をネットで漁っていたところ「ケビン・スペイシーだ!」と熱っぽく語ってる人がいた。海外にまで広げたかぁ。いかに私の視野のせまいことよ。  

Posted by イリー・K at 08:59Comments(0)【な】