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2011年12月01日
ソフィー・マルソー
昔、関根勤がテレビで言っているのを聞いて膝を打った。男性の食と性の嗜好遍歴は似ているという。小さい頃、スパゲティやハンバーグなど洋食を好んでいたのが、大人になるにつれ、肉じゃがや焼き魚などの和食に好みが移っていくのと同じように、外国人女性(特に欧米)に性的興奮を憶えるが、やがてやまとなでしこの良さに気付いていくのである。
すべての男性にあてはまるかどうかは別として、私にはドンピシャだった。東洋人とは明らかに違う体の凹凸に初めて下半身に熱いものがこみ上げたもので、その代表例がイラストのソフィー・マルソーやマチルダ・メイ(ともにフランス人女優)だった。
それが今では、さばの塩焼きやきんぴらごぼうが好きな大人になり、性的嗜好の対象も、もっぱら日本人である。しかし、私が長年支持してきた「食と性の嗜好遍歴同一説」が覆されようとしている。最近、見返した映画『スペース・バンパイア』をきっかけにまたマチルダ・メイに戻ろうとしているのだ。ここで新たに「食と性の嗜好遍歴Uターン説」が生まれるかもしれない。