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2012年11月29日

高須克弥院長

高須克弥院長

似顔絵を描くにあたっては「いかに似させるか」というのが第一義として私にはあるが、それにはまず顔のシワの有無によってそれを決定づける。また、その位置の違いによって表情が変わるのでシワはいわば似顔絵の完成度を左右する要だと言ってもいい。

先日、普段お世話になっているある方から作成の依頼を受け、一度描いて確認してもらい修正の注文を受けた。それはまぁ細々としたものでご本人のご要望であればなんなりと承る所存ではあったのだが、そのなかにとても無茶な注文があった。ほうれい線を消してくれというのである。いままでいろんな方の似顔絵を描いてきて初めてのケースである。ほうれい線は顔のシワのなかでも最も重要なパーツである。どんなにシワが無い女優でも少しでも微笑んだらほうれい線はできる。それを消してくれなんざぁ、目に見えるものは描く私にそれ以上無茶なものは無い。

これは似顔絵云々のレベルではない。そのような注文は高須院長にお願いして欲しい。身を呈して全身整形の安全性を唱えてるんだから信頼は大きいと思うよ。



Posted by イリー・K at 05:54│Comments(0)【た】
 
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