2011年08月15日
シンディ・ローパー
誰も気にしないようなことについての思い出話をひとつ。
誰も気にしないようなことといえば、映画館での休憩時間に流れる音楽がある。現在主流であるシネコンの多くは有線(主に洋楽)を流しているみたいだが、ひと昔前の映画館ではレコードやCD。名作映画のサントラや、クラシックなどが無難なところだろうが、その選曲に寄って映画館(というより映写技師)のセンスが垣間見えたと思う。
私が昔よく通った近所の映画館もそうだった。ところが、ほんの一時期だけシンディ・ローパーを流し続けたことがあった。しかも1曲だけ(有名な曲だが、音楽全般に疎い私は曲名を知らない)。『フルメタル・ジャケット』と併映の『エルム街の悪夢3』の間とか延々繰り返し流されるのである。それ以来シンディ・ローパーといえばイラストのような顔とあの曲が染み付いてしまった。80年代当時の流行というのもあったのだろうが、シンディ・ローパー好きの映写技師というのは今考えてみるとスゴい。しかもなぜあの1曲だけに執着したのか。つい先日、映画館が取り壊されてしまった今、その謎を知ることはできない。
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Posted by イリー・K at 18:43│Comments(0)
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