M・ナイト・シャマラン
「今まで観た中で一番好きな映画は何?」映画をよく観る人にとって最も返答に困る質問ではないだろうか多分。たくさん映画を観れば、それなりにいくつか傑作、秀作に当たるわけで、優劣を決めるわけではないが、どれか1本と言われても困るし、すぐ頭には出てこないだろう。では「一番腹が立った映画は?」。これは即答できるぞ。それはズバリ、M・ナイト・シャマランが撮った『ハプニング』だ。
『シックス・センス』で一躍名を上げてからは、観客をジラす戦略で映画を撮っては不発を繰り返し、『ハプニング』で完全に相手にされなくなった。私も相手にするのをやめたひとりだが、観終わった後、憤懣やるせない思いで劇場を出た映画はない。内容を説明するだけでも反吐が出るので割愛させてもらう。金返せとは言わん。映画監督なんか辞めて祖国のインドへ帰り、ガンジス川で沐浴して来いと思ったものである。
ところが最近公開された『デビル』がえらい評判らしい。本当に沐浴でもしてきたのだろうか。監督作ではないから(原案と製作担当)観てみようかしらと興味をそそられたが、あいにくここ沖縄では劇場公開の予定は無いらしい。しょぼ〜ん。
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