アルバイトと思しき巫女さん
あけましておめでとうございます、といっても1月9日。新年が明けてから私は3回も神社に行った。神社に勤めている人や神社・仏閣マニア以外でこれほど足を運んだ人はそういまい。交通安全の祈願を受けるのがいちばんの目的だったのだが、1回目は「バス・タクシーでお越し下さい」と口酸っぱくCMで言っているのでバスで行ったら、「車でお越しにならないと受けられません」と断られ、2回目は受付時間に間に合わず、3回目は「社務所のそばに車を置かないといけません」と歩いて5分ほどにある有料駐車場に停めたあとで言われた。社務所そばに停めるのは最も混雑している時期ゆえ後日落ち着いた頃にお越し下さいと結局断られた。3度に渡る無駄骨。幸先悪い年初めだ。参拝客で賑わう雑踏の中で沸き起こる憤懣やるせない思いをどうにか抑えねばと気を落ち着かせようとするとある疑問がわいてきた。私のように3回通わなくても目につく方は多いはずだ。
さっき接客した巫女さん(イラスト参照)もそうだが、たぶんアルバイトだろう。何か聞く度に奥に引っ込んで聞きに行ってたし。どうしてこの時期多く目にする巫女さんにケバい化粧の人がいるのだろう。いや、人前に出るのだから化粧を施すのは女性として最低限の身だしなみである。しかし場違いな化粧をしている。どう見てもあれは「オミズ系」である。いくら末端の仕事とはいえ神職に就いている身である。あんな化粧をしていいのかと見る度に思ってたのだ。同じアルバイトでもコンビニやファミレスであんな化粧をしている人はまず見かけない。AVやピンク映画に取り上げられやすいようにエロティシズムとの相性の良さと関係しているのだろうか。よくわからない世界である。
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