ウディ・アレン
共通点は出発がコメディアンというだけで、人種や系統が異なるが私の中でウディ・アレンは志村けんと被ってしまうところがある。どこが被るのかというと70年代後半から80年代の勢いの凄まじさ、そしてその恩恵で現在に至る安定した姿勢である。某動画サイトからその頃の志村コントを見ると今と違っていかに神がかっているかがよくわかる。あの瞬発力、アドリブともつかないセリフ回し、コントの出来云々よりも演者としての凄さ、そして一方のウディは出す作品はイイものばかり。『スターダストメモリー』『カメレオンマン』『ブロードウェイのダニーローズ』『カイロの紫のバラ』『ハンナとその姉妹』などなど。1年に1本のペースで佳作を連発するのも神がかっているといっていいだろう。そして現在でもそのペースは崩さず、『ミッドナイト・イン・パリ』をヒットを飛ばす。そして志村も定期的に「バカ殿」と「だいじょうぶだぁ」をやって安定した姿勢を保っている。全然違うんだけど両者はなんか似ている。
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